授業態度の影響をなめてはいけない!

最初に言っておきますね!

私ははっきり言って授業態度が悪い方の人でした。だから周りとの比較で言うとテストの点数の割に内申点が低い人間だったのです!

そんな学校の先生からすると迷惑で邪魔な存在でしかない子どもだった私が言えることは・・・

「成績上げたいならとりあえず授業態度を良くしとけ!」

授業態度とは?

とりあえず授業態度の定義から。

私の定義する授業態度とは

「先生にとって都合が良い態度、または都合が悪い態度」

公立学校の先生って公務員なんですよね。

重要なこととして公務員っていうのは、5の結果が求められていて仮に20達成したとしても、給料変わらないんですよ。逆に結果が出なくてもクビにもならない。極論ね。

そのため、面倒なことをわざわざやる動機が少ない。もう少し言うと「余計な仕事を増やすな!」ということです。

さあ、ここで授業態度が出てきます。

授業態度が良いということは、要するに先生の面倒ごとを増やさないことを言います。

逆に授業態度が悪いということは、先生の面倒ごとを増やすことです。

簡単なことなのに出来ないで面倒ごとを増やす生徒っていうのは基本的に先生に嫌われるんですよね。

子どもの立場でも宿題とか面倒ごとを増やされるのって基本的に嫌じゃないですか?それと一緒です。

授業態度が与える内申点への影響

授業態度が成績(いわゆる通知表の点数)を評価する元の指標になっているのです。

評価とはなんなのかというと、教科ごと、さらに評価指標ごとに達成状況を評価し点数をつけることです。

例えば国語の成績欄に、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」といった評価項目があり、下記のA~C、数字や「◎」などで評価されます。

  • 「十分満足できる」状況と判断されるもの:A
  • 「おおむね満足できる」状況と判断されるもの:B
  • 「努力を要する」状況と判断されるもの:C

簡単に言うと、例えば国語なら、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」3項目でAが付けば、5段階評価で「5」がつきやすいということですね。

そして「主体的に学習に取り組む態度」とは要するに授業態度です。

そして、この項目はあらゆる教科に対して設定されています。つまり通知表、ひいては内申点の点数をつけるにあたり「授業態度不問!」とかいう潔い教科はないのですね。

私が学校の教師だったら、それこそ面倒なので「授業態度不問!」とかやっちゃいそうですけど、これは学習指導要領という、学校の先生たちにとっては聖書みたいなものに書かれているのでそんなこともできないわけです。

授業態度を良くするメリット

評点(通知表の成績)、ひいては内申点を上げる

通知表の成績、つまり内申点は例えば国語なら、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3項目で、それぞれどのような評価がついたかで決まります。

長いので、以下のようにしましょう。

①知識・技能

②思考・判断・表現

主体的に学習に取り組む態度

私の時代は4項目くらいありましたが、③の授業態度に当たる項目はありました。

私は授業態度が基本的に良くなかったので、③でAに相当する成績は中学2年生の間はゼロ!(3学期もあってゼロです)。内申点的に大事な3年のときでもわずかに技術・家庭で1回あるだけ。得意な数学ですら態度面は全部Bでしたからね。

すると当然、テストの点数が良くとも、「4」くらいしかつかないのですよ。

逆に私よりテストの点数がとれてない人でも、③の態度面がAつく人は普通に「5」が付くのですよね。

極端な話、テストで100点・態度面Bよりも、テスト90点・態度面Aというほうが「5」が付く確率は高いのですよね。

それくらい、授業態度を良くすることで、内申点は抜群に良くなります。

これは私の教え子たちに関してもそうです。

私は自分の過去は太平洋の彼方に放り投げて、教え子たちに「授業態度を良くしろ!」と口酸っぱく説いています。

別に授業態度Bでも、濃淡はあります。限りなくAに近いBというのも先生の中ではあるので、なるべくAをとれるように頑張り、結果Bだったとしてもがっかりすることはないです。

受験に有利になる

授業態度を良くして、内申点を上げることで受験に有利なことはもはや言うまでもありませんが、言います。

昨今、内申点をあまり重視しないような受験制度の都道府県も増えていますが、一方で内申点:入試の点数が1:1のような県も存在しています。

当然、内申点が高い方が入試の点数はそれほど高くなくともよいということになるので、受験勉強や本番にかかるストレスが変わります。

最近では大学受験でも内申点大事なのですよ。

それは、推薦入試の定員が以前よりも増え、推薦入試とは内申点つまり通知表の成績で出願できるかできないかが決まるからです。

「俺一般入試組だから関係ない」ということもありません。

最近では推薦入試を一般入試のすべり止めに使うというやり方も増えています。

だから、高校でも通知表の成績は大事で、結局授業態度が大事ということになってきますよ。

先生からの好感度が上がり学校生活が快適に

学校の先生も公務員とは言え、人間です。

優しくされたら嬉しくなり、嫌なことをされたらむかつきます。一生懸命頑張っている人を見れば応援したくなりますし、反抗的だったりすればその人に悪印象を持ちます。

よって授業態度が良い人は、先生からの好感度を上げることができます。

好感度があがると何が良いかというと、学校生活を何かと快適に過ごせるようになります。

学校生活って勉強だけじゃないのですよね。部活だったり、友人関係だったり、委員会活動だったり。

先生との人間関係が良ければ、先生は邪魔してこなくなるし場合によっては色々助けてくれるようになります。

授業態度を良く見られる方法

授業態度が悪い人、さらにひどい人はこれを参考に改善してください。

でも別に先生に媚びるとかそういことでもなくて、「当たり前のことを当たり前する」ということです。

(優秀な子向け)課題が終わったら暇そうにせずさらにがんばる

特に授業態度の項目でA評価を取ろうと思ったら必須です。

成績の良い子や要領のいい子、特に中学生男子にありがちですが、「課題をさっさと終わらせた俺スゲー」と言わんばかりの態度をとる子がいます。

「ああ~暇、俺もう終わったよ~」とこれ見よがしな感じ。

授業態度とはさっさと終わらせることを意味しません。

さっさと終わったのなら、他のできていない子に教えるだとか、課題をさらによいものに仕上げるだとか、その「暇な時間」をさらに自分を高めることに使うと、とても良い評価をもらえます。より「こだわる」とも言いますかね。

特に図工、音楽、技術家庭など実技教科はこのような態度をとれると、非常に高評価につながります。

提出物を期限通りに出す

超基本!

期限通りというのが超大事です。

先生が期限を設けているのは、先生にも仕事の段取りがあるからです。

提出物は先生が内容を見たり、場合によっては先生がまとめて学校が集めるものだったりします。

提出物は先生が集めたあと、先生がなんらかの処理をするわけですね。

それが期限通りに出されれば、先生は計画通り仕事が終わるわけです。機嫌がよくなります。

あなただって、友達に貸した本やお金が期限通り返ってこなかったら嫌ですよね?

ちなみに提出物とはワークだとかプリントの宿題だとか授業や教科に関係のあるものだけではありません。

担任に提出する、学校生活上のあらゆる提出物も、担任が担当する教科の評価に関わってくると思ってください。

先ほども言った通り先生も人間ですから、教科と教科外の生徒に関する印象をきちんと区別して成績をつけられる人はあまりいないのです。

「あいつは進路希望の紙をまだ出さない・・・期限を守れない奴だな!」

こういう悪印象は教科の評価にも響きます。

授業中、授業に関係のある発言をする

大勢の前で話す経験をすればわかりますが、授業など多くの人の前で話す際、聞いている人たちが無反応だと精神的にきついです。段取りも悪くなります。

それを避けるために先生は授業中生徒を指名したり「これについて意見がある人~」とか聞いたりするわけですね。

このような先生の投げかけに積極的に応える生徒は、先生の段取りや気持ちを助けていることになるので、当然授業態度を良く評価されます。

これも自分に置き換えてみて考えてください。

英語の授業で短くスピーチをしろと言われ、しゃべった結果クラスが無反応だったらつらいですよ?

授業態度が悪いとみられがちな例

授業態度が悪いとされる例も見ておきましょう。逆に言えばこれらをしなければそこそこ良い評価がつくということでもあります。

他の人が授業を受けるのを妨害する

これは最も先生に嫌われる行為です。私も炎心塾を運営する上で最も嫌う行為です。

炎心塾の場合は退塾措置ですが、学校では退学にするわけにもいかないので、先生のストレスを大きく溜めることになります。

妨害とは、授業中大声でしゃべるとか、他のクラスメイトにちょっかいを出すとか、ほかのクラスメイトが授業を受けることを邪魔することです。

意外にきちんと授業を聞きたいと思っている子は多いので、こうした行為はクラスメイトからも嫌われます。

受験が近くなればなおさら。

提出物を期限通り出さない

先生にとって面倒の元です。

先生に必要のない面倒をかける行為はやめましょう。無駄な仕事が増えるのは誰だって嫌です。

授業中的外れな発言をする

授業中、なんでも発言をすれば先生から積極性を認められ内申点が上がる、と思っているのかもしれませんがそうでもありません。

先生は授業の段取りがあるので、「生徒にこう聞いて、こう答えさせよう」とある程度想定しています。そこまで考えられないスキルの低い先生もいますが、いずれにせよ、聞かれたことに的外れな応答をするのは間接的ながら授業の妨害ともいえるので良くないです。積極的に妨害するよりはマシですが。

また発言することで授業態度は好意的に見られるとしても、的外れな発言は「理解が足りていない」と別の項目で低評価を受けることになります。授業態度も大事だが、授業態度だけが全てではないのです。

授業中寝る

これもやってはいけません。

直接他のクラスメイトの迷惑にはなりませんが、授業中寝ると他の生徒が真似をします。

少なくとも真似をする恐れがあります。

他の生徒に悪影響になる行為は、先生の授業の段取りを邪魔する行為なのでやめましょう。嫌われます。

まあ、単純に先生としては「俺の授業を聞かないで寝るとは・・・」となればいい印象にはならないですね。

先生の授業がつまらないから」という事情があり、本当に先生のスキル不足でつまらないということはよくありますが、先生が「俺の授業がつまらないからだ・・・すまない」と思うことはありません。

授業中他の勉強をする

これも特にテストや受験が近づいてくるとやりがちで、「勉強しているからいいじゃないか」と生徒側からすれば思うのかもしれません。しかし先生からすれば「俺の授業を聞かないやな奴」としか見えません。仮に生徒にとって本当に他の教科の勉強をすることが大事だったとしても、先生はそんな事情考慮しませんよ。

自分勝手な態度をやめれば授業態度は良くなる

中学生くらいになると、「だって」「でも」と言い訳がだいぶ達者になってくるもので、実際にその言い訳が正当なときもよくあります。

でも先生はそんな生徒の個別の事情などあまり気にしていません。

それは先生にとっては生徒の「自分勝手」なのです。

もし授業態度を良いと評価されたいなら、どんな正当な理由でも先生の邪魔になることをしないことです。

そうでなければ、私のように定期テストで学年1位でも、通知表は上から30番目とか内申点を大きく下げられることになり、受験で苦労することになります。

まあ、個人的にはそういうエッジの効いた生徒も好きですが、おススメはしませんし、私も塾の指導では自分の気持ちを押し殺しながら「授業態度とは、つまり先生に媚びを売ることだ!」とか過激なことを言っています。

子供たちとしてはそうしたことは「ダサい」こととは百も承知の上です。

だってそうしないと、高校受からないのですから!