クラス1位・学年1位を取ることのススメ

中学や高校の定期テストでクラス1位、もっと言うと学年1位を取ったことがありますか?


「自分には学年1位どころかクラス1位だって遠い世界の話・・・」


という人がほとんどでしょう。だって、クラス1位って同じクラスで1人しかいないし、学年1位だって学年で1人しかいないから。

今回は「クラス1位を取ろう!いや取れ!」というお話です。

クラス1位を取るとクラスで尊敬される

学年1位どころかクラス1位もないほとんどの人はまずクラス1位を取るべき。

中学生にもなると、定期テストの順位がわかる場合も多い。そして小学校と違って授業が難しくなる分、満点を取るような人は減ります。すると「テストで一番点が高い人」というのはクラスに1人だけということがほとんどなんですね。

そして授業が難しくなる分、1位を取る人というのは「すごい人」なんです。(語彙力)

すでに中学生以上の人はなんとなくわかるでしょう。

「あいつが1位か」
「すごい・・・」

あのテスト返却後の教室がざわざわする雰囲気。そして、それが自分のみに向けられた感情です。

この気持ちよさは1位を取った人にしか分かりません。

場合によっては「クラス1位のあの人に勉強を教えてもらおう」ということにもなります。

2位の人じゃない!まず1位の人こそクラスで一番頭のいい人なのです。

男子の場合、場合によっては女子にモテます(適当)。男子にもモテます(適当)。女子の場合、女子にモテます(適当)。男子にモテることはあまりないかもしれません。モテるというのは別に恋愛とかそういう意味じゃないですよ?

話かけられやすくなります。それも尊敬交じりで。

誰かに頼られるというのはそれだけで学校生活を良いものにしてくれるのです。

学年1位をとると学校内の有名人

クラス1位のときはクラス内で目立つことはできます。

しかし、まだまだ学年1位とはなりません。だいたいクラス1位にもなれば、学年で10番以内くらいにはなれるものですけどね。

そしてさらに頑張って学年1位になると、クラス1位のときとは比べ物にならないことになります。

クラス1位のときは教室内がざわざわすると言いましたが、学年1位ともなると廊下を歩くだけでざわざわします。
歩いて人垣が割れるとまではいかないけど、学年内でほとんどの人に名前を知られるくらいになります。

学年1位あるあるですが、初対面の相手で自分は相手の名前を知らないのに、相手は自分の名前を知っているなんてことがよくあります。

「あの噂の〇〇君だよね?」と。
「あの」ってなんだよ・・・珍獣か?

1位を取ることでその道の第一人者

勉強でも部活でも仕事でもなんでもそうですが、1位を取るということはとても大事なことです。

例えばあなたが誰かに机でも作ってもらうとしましょう。このとき、とても下手な人に頼みませんよね?なるべく上手な人に作ってもらいたいと考えると思います。

よって、机を作るのが一番上手い人に仕事が集まります。

部活など野球やサッカーだって、うまい人からレギュラーになるし、運動会のリレーだって足が一番速い人から選手になります。学芸会だって演技がうまい人が主役になったりします。

1位を取るということで、なんでもその人に頼もうとまず声がかかるのです。

これは仕事をする上でも大事だし、お金を稼ぐ上でも大事です。

「1位なんてとらなくていいんだよ」などと言う人もいますが、たいていそういう人は1位を取っていません。
1位を取ったことがないから、1位を取ることでどれだけメリットがあるか分かっていないのです。

単純に1位を取るというのは気持ちがいいですよ?多くの人が称賛してくれますし。

では、実際にクラス1位、そして学年1位を取るためにはどうすればいいのか、どういう勉強法をすればいいのか見ていきましょう。

まずは1教科でもいいからクラス1位を取れ!

中学から定期テストは最低5教科あるわけですが、いきなり5教科で1位を目指さなくてもいい。

自分の最も得意な1教科にこだわって1位を取ります。他の教科もおそろかにはできませんが、社会だけ、英語だけ、数学だけ、なんでもいいです。

1教科だけなら完璧にできる科目があるはず。勉強時間を多くとり繰り返せばいい。点数は満点を取るつもりで!

満点を取れば問答無用で1位ですからね。満点もかなり目立ちます。そして、クラスで1教科でも1位をとれれば誰かが褒めてくれます。その気持ちよさを体感してください。そうなれば勉強することの意味・楽しさがわかってきます。

もし、5教科でクラス1位になったら?1教科だけ1位のときとは尊敬度が変わります。

1教科でもクラス1位を取る勉強法

定期テストで1教科でも1位をとるなら、それなりの勉強量が必要です。
でもまずは1教科でも高得点を取れる方法を実践し、実際に点数が上がれば、あとはほかの教科でも同じことをやるだけ。

まずはテスト範囲を確認。当たり前ですが、こんなことすら正確に把握していない子はかなりいます。

炎心塾ではそんな生徒がいたら週5、5時間勉強の刑ですね。

テスト範囲は授業中先生が必ず教えてくれるので、聞き逃さないようにしましょう。丁寧にプリントにしてくれる先生もいるので無くさないように。

次にテスト範囲について、教科書を読みそれに対応した問題を解きます。学校で配られたワークや先生が作成したプリント等があるはず。特に学校の先生お手製のプリントはそこから問題が出たりするので完璧にしましょう。

問題を解くとき答えがわからないからといって、解答をすぐ見るのは厳禁。かならず教科書を読んで答えを探しましょう。そうして同じワーク・プリントを3回は繰り返します。3回目にもなれば、すぐにできる問題も多くなってくるので、3回目には1回目・2回目で間違えたところのみを解くのもOK。

3回回しても完璧になっていなければ、必ずできるまで繰り返し。
特に社会・理科などはこの方法で簡単に点数が上がります。

炎心塾でもすべての基本はこの方法ですよ。

5教科でクラス1位を取る勉強法

5教科総合で1位をとろうと思ったら、端的に全教科でクラス1位なら文句ないわけですが、それはなかなか厳しいかもしれません。

でも実際には5教科それぞれ2位とか4位とかでもまんべんなく高ければいいわけです。全教科100点満点中80点を超えてくれば、割とクラス1位くらいなら見えてきます。

ただ、1科目だけ1位を狙う場合と比べ科目数が多いので、勉強法が合っていても時間が足りないということになりがちなので、必ず計画的に。

もっと良いのは日ごろから毎日勉強する習慣をつけておくこと。そうすれば、テスト週間の勉強で大量にやらなくても良いですから。

各教科80点を突破するくらいならそれほど難しくもないですよ?勉強すれば。

学年1位を取る勉強法

クラスで1位を取れたら今度は学年1位ですね。簡単に言っていますが、もちろん難しい。

学年で1位を取ろうと思ったら、全教科90点以上を目指します。いつから勉強すればよいのかと言えば、正直テスト週間だけではとても間に合いません。これもクラス1位を取るときと同様に、日ごろから毎日勉強する習慣が大切です。

90点を取るというのは基本的に解答用紙に空欄ができるようでは話になりません。100点を取るつもりで挑んでようやく90点を超えるというのが普通です。

抜け漏れがないようにしましょう。

「ここはよくわからないけど、ほとんどできているからいいか」

こういう考え方だと90点を超えるというのはなかなか難しい。少なくともワークやプリントで抜け漏れを作らないようにしましょう。

あとは苦手教科を放置しないように。5教科でそれぞれ80点を目指すというなら、苦手科目は得意科目で挽回できます。苦手科目で60点でも、得意科目で100点取ればいい計算になります。

ただし90点を目指すとなると苦手科目で60点などとろうものなら、3科目で100点を取らなければならない計算になります。よって苦手科目でも80点、85点くらいとれるようにしたいところ。早めに苦手科目に対する苦手意識をなくしたいですね。

勉強法はワークとプリントの繰り返しですよ。それはどんな点数、順位を狙うでも変わりません。ただ、学年1位を狙うならより完璧にしなければいけない、というだけの話です。

学年1位をキープするための方法

一度学年1位を取ろうものなら、とても気分がいいもので、次の定期テストも!という気持ちになるでしょう。

1位をキープするというのはかなりつらいですが、キープできればもうそれは素晴らしい勉強習慣をつけることと同じなので、中学・高校・大学・就職後もずっと役に立ちます。

毎日必ず勉強すればいいだけです。学年1位をとれるような人なら、もうどのように勉強すればいいかはわかっているはず。継続できるかどうかという問題です。

学年1位を取るための勉強時間

テスト週間になるといきなりたくさん勉強し始める人が多いですが、あまり効率のいい方法ではありません。

突然筋トレを1時間やれといわれてもできないのと同じで、突然5時間も6時間も勉強できません。

机に5時間向かうことはできますが、それは勉強とは呼びません。これもよくあることです。よって、毎日の勉強習慣がなければ長時間の勉強はできません。逆に毎日の勉強習慣ができていれば、テスト週間に5時間も6時間も勉強する必要は必ずしもないです。

学年1位をとったからと言って自慢しない

最後に注意ですが、学年1位をとったからといって調子に乗らない。結果を見せびらかしたりすると、尊敬の代わりに嫉妬と嫌悪をもらいます。

確実に「うざい」認定されます。

基本姿勢は順位を聞かれたら答える、こちらからは言わない。ということです。

どの中学・高校にも週刊誌記者みたいなのがいます。

成績がいい人の情報を集めて、順位を調べているような人。そういう人たちが勝手に順位を広めて、勝手に知られますからね。

あと、これもクラス1位や学年1位あるあるですが、定期テストのたびに「お前勉強した?」と聞かれます。クラス1位や学年1位でなくとも友達間で聞かれますが、この答えを誤らないようにしましょう。

ただでさえ、クラス1位や学年1位は嫌味がでるとやはり「うざい」認定されます。

仮にそんなに勉強していないで1位を取れたとしても、「もちろん勉強しているよ」と自信満々に答えましょう。「いや今回マジ勉強してない」「やばいわ~」とかやると嫌味だと思われます。

まあ、私のように嫌われたりうざいと思われることなど知ったことかと考えられるなら正直でもいいですけど、あまりおススメはしません。

学年1位を取るために本気だしてみないか?

クラス1位、学年1位をぜひとも取ってほしいと思うのですが、そう簡単じゃないこともわかっています。炎心塾ではまずはクラス1位、そしてゆくゆくは学年1位を取りたい人に最適です。

週5で毎日5時間、塾で勉強できますからね。

そして、私の強烈な監視と指導付きです。成績を上げる勉強法のキモとなる繰り返し学習のやり方もわからない人でも、任せてください。ていうか、中学・高校生くらいならほとんどの人がきちんとした勉強法で勉強してないですからね。すぐに周りと差がつくようになります。

勉強しろ!俺についてこい!